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向学新聞2013年11月号


4年で修士課程修了可能に

                  東工大が大学改革

 東京工業大学の三島良直学長らが10月11日、「世界トップ10に入るリサーチユニバーシティー」の実現へ向けて、2016年から「科目ナンバリング」や「クォーター制度」などの大学改革の実施を目指すことを明らかにした。
 
 学部と大学院の科目を難易度に応じて番号付けするナンバリングでは、学部課程の科目を100~300番台、修士課程は400~500番台に番号を振り分け、学修順序に沿えば学生自らの関心に基づいて広く体系的に学ぶことができる。3年間で300番台まで履修し学部課程の卒業に必要な単位を取得すれば、達成度評価を得た上で修士課程に進学でき、「何をどれだけ学んだか」を重視する教育体制に移行する。修士課程も1年間で修了に必要な単位の取得が可能で、最短4年で修士課程まで修了できるようになる。
 
 東工大生の9割は大学院に進学しており、クォーター制も導入することで、海外留学やインターンシップなど多様な選択肢と時間の使い方が可能になる。
 また、カリキュラム・シラバスなどを英語で公開、基礎科目は日英二言語で受講可能、大学院教育は英語で行うなど世界のトップスクールを目指しグローバル化を推進させる。



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