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向学新聞2015年3月号


'京都が留学生を総合支援''

                      市・大学・産業界などが連携


 留学生受け入れ拡大やそれに伴う住環境を整備するため、京都市と公益財団法人大学コンソーシアム京都が4月から「留学生スタディ京都ネットワーク」(仮称)を設立する。
 
 同コンソーシアムには、京都大学、同志社大学、立命館大学をはじめ、マンガ学部をもつ京都精華大学など京都市内の全ての大学・短大が加盟しており、その規模は日本最大。京都市と同コンソーシアムは協同で「大学のまち京都・学生のまち京都推進計画2014―2018」を策定し、大学・学生の国際化を柱の一つに据えている。留学生スタディ京都ネットワークの事務局担当者は、「京都市内の大学・短大を全て回った結果、日本人学生・留学生の交流活性化が課題だという声が多かった」と話す。
 
 留学生スタディ京都ネットワークは日本語学校や産業界の協力も得て、国際交流を促進するコーディネーターの配置や留学生支援の総合ポータルサイトの開設、企業と留学生の就業マッチング支援などのトータルサポートを目指す。
 京都市によると、2013年は118カ国・地域から6711名の留学生が来日しており、2017年までに1万人の留学生受け入れを目標としている。
 



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