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ソニー株式会社

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ソニー株式会社 


新卒の30%をグローバル人材に  自分の考えを素直に表現してほしい

――外国人材を積極的に採用しているとお聞きしています。
 (小林)昨年公表した数値としては、2013年新卒の30パーセントをグローバル人材にしようと計画しています。ソニーは国籍や性別などによって採用に差があるわけではありません。外国籍の採用目標数を達成すること自体が目的ではなく、多様な考え方を持つ人材に入社していただく方向に大きく踏み出そうとしているという趣旨です。ソニーは、中国、インドの大学からも現地で学ぶ学生の方を採用しています。今後も海外からの採用を積極的に行っていきます。ソニーとしては、採用する地域や個人の属性にこだわりはなく、ソニーで活躍できる人がいれば、入社に結びつけたいという思いがあります。留学生の方については、応募の段階では日本語で応募するのが難しい方もいらっしゃいますので、英語でのエントリーシートの受付け、面接も実施しています。日英の言語を併記して社内のお知らせをしており、日本語のコミュニケーションに自信がない方でも、不自由を感じることなく働いていただけるように条件を整えています。

――就職活動で重要なことは何でしょうか。
 (小林)「自分の考えを素直に表現してほしい」ということを皆さんにお伝えしたいです。就活マニュアル本には、効果的な自己PRの方法、エントリーシートの書き方、面接の受け方などのテクニックが書かれています。ソニーに入社するには何をアピールすればいいかなどの考えに捉われないで、自分は何がしたいのかをしっかり見定め、話してほしいです。ソニーは一人ひとりの価値観、持ち味を大切にしています。一人ひとりの考えることを理解したいと思っています。面接などを通じて、応募者の皆さんのお話を聞かせていただき、皆さんにソニーのことを理解していただいたうえで、双方が納得した場合に採用が決まります。
 ソニーでは数多くの職種を募集していますので、定型的な「求める人材像」は提示していません。素晴らしいリーダーシップを持った方、話し方が地味であったとしても誰にも負けない技術をもっている方など、様々な個性を持った方がソニーに入社しています。
――多様な人材を求めているということですね。
 (犬塚)ソニーにとって多様性が重要なのは、イノベーションを起こすために必要不可欠だからです。均質な集団ではなく、様々な考えの人が意見を交換する中から、人々を驚かせるような商品やサービスが生まれてきます。外国人留学生の皆さんは日本以外のカルチャーを理解しており、新たなイノベーションを生み出すきっかけの一つとして期待しています。誰もが人と異なる素晴らしさを持っているのですが、外国人留学生の中には日本の就職活動に合わせようとしすぎる人がいて、個性が見えづらくなっていると感じることがあり、残念です。

――学生のありのままの思いを知りたいということですね。
 (小林)例えば面接の場面においては、ソニーの面接員は「選ぶ」という意識で臨んでいるわけではなく、個々人の素直な考えをお聞きしたいと思っています。ソニーに応募する場合には、どのような話をすればソニーに内々定をもらえるのかと考えるなど、企業側に迎合してほしくありません。もともと皆さんには、進学する、母国に戻り起業する、世界中を旅するなど、限りなく将来の選択肢はあります。まず自分はなぜ就職をするのか、そこをじっくり考えてほしいです。迷いがある状態で面接を受けても、いい結果には結びつかないでしょう。「自分らしく素直に自らの考えを表現する」ことは、就職の内々定を得られるかどうかに関わらず、大切なことだと思います。自分のやりたいことを明確にして、面接に臨んでいただくと良いでしょう。ソニーとしては、最終的にはソニーのことが大好きな人、これからのソニーを一緒に作っていこうという気持ちのある方に、入社を決めていただきたいと思っています。

――就職活動を行っている留学生へのアドバイスをお願いします。
 (小林)ソニーグループは、エレクトロニクスを中心に、携帯、ゲーム、映画、音楽、金融、インターネットなど幅広い事業領域を持っています。最近では、特にネットワークサービスを利用した新たなエンターテインメントを世のなかに提供していくナンバー1の会社を目指しています。そのために多様な人材を必要としています。繰り返しになりますが、素直に自らの想いを自分の言葉で語ってください。私たちは、就職活動のテクニックなどの表面的な部分は見ておらず、あなたが内側にもっている「自分の考え」を知りたいと思っています。同時に、あなたがソニーを選んでいることも認識しています。お互いに理解し合うことが大切です。就職活動は、どこかの会社に自分を選んでもらう活動ではなく、自らが入社する会社を選ぶ活動ですから、積極的に取り組んでいただければと思います。
 (犬塚)個性を埋もらせてしまうと、結局本人にとっても会社にとってもよくありません。日本特有の就職活動の文化に流されず、個性を大事にし、素直に面接に臨んでほしいです。留学生の皆さんからの応募を積極的にお待ちしています。


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