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向学新聞2011年9月号


留学生の就職者数減少

法務省入国管理局 平成22年留学生の就職状況
 

 法務省入国管理局は7月29日、平成22年の留学生の日本企業への就職状況を発表した。在留資格「留学」及び「就学」を持つ外国人が、就職を目的とした在留資格変更許可申請を行ったのは8467人で、実際に許可されたのは7831人となった。申請数および許可数は前年と比べ、それぞれ1763人(17・2%)、1753人(18・3%)減少した。許可率は92・5%と去年とほぼ同じになった。申請数および許可数減少の理由について入国管理局は、「平成20年秋に起きたリーマンショックが、平成21年の就職活動に影響した」と分析している。日本企業では4月入社が一般的であり、留学生による在留資格変更申請は2月から3月に集中する。そのため今回の統計は、実質的に平成21年の留学生の就職状況を反映したものと考えられる。



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