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向学新聞 2017年7月号


海外在留の日本人過去最多

インド・メキシコ拠点数続伸


 外務省が5月31日に発表した「海外在留邦人数・進出日系企業数の調査結果」によると、2016年10月1日時点で海外に在留する邦人総数は133万8477人(前年比2万1399人増)で、過去最多を更新したことが分かった。 国別では米国が42万1665人(32%)で最多。以下、中国12万8111人(10%)、オーストラリア9万2637人(6.9%)タイ7万337人(5.3%)と続いた。


 伸び率が目立ったのは、「ミャンマー」30%増(539人)、「サウジアラビア」28%増(286人)、「カンボジア」22%増(557人)、「メキシコ」21%増(1953人)、「ベトナム」10%増(1450人)などとなっている。


 また、海外に進出している日系企業の拠点数は7万1820拠点(前年比691拠点増)となり、拠点数においても過去最多を更新した。国別では中国3万2313拠点(45%)、米国8422拠点(12%)、インド4590拠点(6.4%)の順となっている。


 拠点数の増加が目立った国は、「カンボジア」21%増(46拠点)、「メキシコ」16%増(154拠点)、「ミャンマー」15%増(51拠点)、「米国」7.3%増(573拠点)、「ベトナム」6.9%増(109拠点)、「インドネシア」6.7%増(113拠点)、「インド」6.4%増(275拠点)など。特にインドとメキシコの拠点数は近年大幅な増加を続けており、この5年でそれぞれ約3倍、約2倍に増加している。



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