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初詣(はつもうで)   

神様から力を頂き一年を出発
明治神宮には310万人以上が参拝


初詣HP

 
 日本ではお正月を迎えると多くの人が神社に足を運び、神様に新年の挨拶をする「初詣」を行う。1月1日~3日までを「三が日」といい、この期間に初詣にいくケースが多い。日枝神社(東京)の広報担当者は、「初詣には神様から新たな力を頂き心身一転して1年を出発させるという意味がある」と話す。神様にお祈りする内容は自由だが、安産や受験など家族の幸せや人生の節目に関することが多い。
 
 天照大御神を祭る伊勢神宮には、毎年総理大臣が参拝しているが、昨年日本で最も参拝者が多かったのは明治神宮(東京)で310万人以上が訪れた。
 
 クリスマスシーズンが終わると、街中や家庭で門松を置く風景を見かけるようになる。家内の安全を守る年神様が門松を目印にして、正月に各家々を訪れるためだ。また、地域の神社には周辺に住む人々が共同で祭る氏神様がおり、東京大神宮の担当者は、「まずは地元の神社で感謝のお祈りをすることをお勧めしている」と話す。初詣で良い一年の出発をしてはどうだろうか。

 




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