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向学新聞 2018年2月号


ムスリム在籍大の8割でハラール食

総務省、中部管区の受入環境調査




 総務省中部管区行政評価局は12月、ムスリムなど宗教的配慮を必要とする外国人の受入環境に関する調査報告をまとめた。中部6県にあるイスラム圏に事業展開する20事業所と、イスラム圏からの留学生がいる15大学等を対象とした。


 食事については65%の事業所と80%の大学がハラール食等を提供していることがわかった。夕食時間帯にもハラール食を提供し、利用要領を作成・配布することでムスリムの留学生が安心して学内で食事できるようになった金沢大学の事例などを紹介している。


 また、70%の事業所と53%の大学で礼拝への配慮を実施するなど、環境整備が進んでいることがわかった。



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