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向学新聞 2018年6月号


日系四世の受け入れ促進

サポーターが生活状況確認




 法務省は3月30日、日系四世の更なる受入れ制度を公布し受付を開始した。2018年7月1日から制度が施行される。


 受け入れ対象者は18歳以上30歳以下の日系四世で、制度開始当初は年間4千人程度を想定して受け入れる。


 入国時に必要な日本語能力はN4程度とし、通算して2年を超えて在留する時には、日常会話をある程度理解できるN3程度の日本語能力を更新の条件とする。家族の帯同は認めない。在留資格は「特定活動」とし、日本語・日本文化の学習や、資金を補うために必要な就労などが認められ、最長5年間在留できる。


 この制度で受け入れる日系四世には「日系四世受け入れサポーター」と称する非営利法人または個人が、入国前の手続き、月1回の生活状況の確認などのサポートを行う。日系四世から仕事や医療などについての相談があった場合には、関係機関の窓口を紹介するなどして対応する。



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