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向学新聞2022年4月号記事より>

外国人労働者数横ばい

技能実習と資格外活動激減


(グラフは全て「『外国人雇用状況』の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)」(厚生労働省)の資料を元に一部加工して作成)

外国人労働者数

外国人労働者数

 厚生労働省は1月28日、令和3年10月末現在の外国人雇用について、届け出状況を取りまとめ、公表した。外国人労働者数は172万7221人(前年比2893人増)で過去最高を更新したが、対前年増加率は0・2%と横ばい。労働者数が多い国は上位から、ベトナム45万3344人(全体の26・2%)、中国39万7084人(同23・0%)、フィリピン19万1083人(同11・1%)だった。
 対前年増加率が高い国はペルー(前年比327人増)、フィリピン(同6333人増)、ブラジル(同3865人増)だった。減少した国は、中国(2万2347人減)、韓国(1259人減)、ネパール(1368人減)だった。
 在留資格別対前年増加率では、技能実習と資格外活動が大きくマイナスとなった。水際対策による入国制限が長引いた影響が現れている。
 産業別の増減では、「医療、福祉」が外国人労働者数、外国人を雇用する事業所数(対前年増減率19・2%)ともに前年比で大幅に増加した。


<参考・出典>
・「外国人雇用状況」の届出状況まとめ(令和3年10月末現在)<外部リンク/厚生労働省>

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