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2022年7月1日
留学生30万人 コロナ前の水準に回復目指す
文部科学省中央教育審議会大学分科会
文部科学省は、6月22日、中央教育審議会大学分科会において、コロナの影響で激減した外国人留学生受け入れと、日本人学生の海外留学について、今後の施策の方向性や数値の目標を明らかにした。
数値目標としては、5年後（2027年）を目途に、激減した外国人留学生・日本人学生の留学生少なくともコロナ禍前の水準（外国人留学生30万人、日本人海外留学10万人）に回復させることを掲げた。
外国人留学生については、戦略的な外国人留学生の確保として、以下の7点を具体の 取り組みとして掲げた。
重点分野・重点地域の再設定
・留学海外拠点、対外広報機関と連携した外国人留学生に対する情報発信の強化
・外国人留学生の就職・起業支援の強化
・地域における外国人留学生の就職支援の協会
・知日派人材育成のための留学経験者ネットワークの強化・活性化
・我が国における日本語教育の質向上
・高等学校段階における外国人留学生の受け入れ
留学交流の停滞は、未来を担う人材の育成と、日本の国際競争力低下に影響を及ぼしかねない。コロナの影響からの着実な回復が願われる。
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