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2022/12/28
留学生特別賞受賞(NRI学生小論文コンテスト)
2022年12月19日(月)「第17回NRI学生小論文コンテスト2022」の最終審査会・表彰式が、野村総合研究所東京本社で開催された。同コンテストは、野村総合研究所が主催して開催される学生向けの論文コンテストで、日本と世界の未来について、次代を担う若い学生たちに考える機会を提供することを目的として毎年開催されている。
今年のテーマは、「サステナブル未来予想図 ~次の主役はわたしたち!2050年の社会を描こう~」。高校生の部、大学生の部合わせて2,200件を超える応募があり、論文審査を通過した9人のファイナリストが、最終審査会に臨んだ。
スライドを使ったプレゼンテーションと質疑応答を経た最終審査の結果、留学生特別賞には、淑徳日本語学校の留学生、呉小優さんが選ばれた。呉さんの論文は、「ようこそ2050年グリーンシティへ ~緑の天国一日体験ツアー~」という題で、2050年に直面するであろう食料問題と環境問題について、スマート垂直農業やバイオテクノロジー、AI技術を活用した豊かな緑に囲まれているグリーンシティを提案した。思い描く2050年の様子を、農産物直売所に勤める39歳のN氏の一日として書き、ビニールハウスを管理するAIや、全自動運転バスが登場する。
審査委員の講評では、呉さんの流ちょうな日本語でのプレゼン力や、文章だけでも頭に絵が浮かぶような論文だった点や、留学生ならではのグローバルな描き方が評価された。
受賞後の受賞者スピーチで呉さんは、日本語学校の先生や審査員への謝意に加え、「これまでは500字以内の作文しか書いたことがなかったので、今回の小論文は大きな挑戦でした。課題と未来について考えさせられる貴重な機会になりました。今の気持ちを忘れずに頑張りたいです。」と話した。
留学生特別賞を受賞した、
呉小優さん
ファイナリストの学生たち
(前列:高校生の部、後列:大学生の部)
写真提供:株式会社野村総合研究所
<参考>
・<留学生特別賞>淑徳日本語学校の呉小優さんのプレゼンテーション (外部リンク/野村総合研究所)
・募集概要
・開催結果 (外部リンク/野村総合研究所)
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