向学新聞2010年11月号
日本語教育の質保証を検討
文科省
体系的プログラム提供
文部科学省の「留学生の日本語教育に関する懇談会」は9月29日、外国人学生に対する総合的・体系的な日本語教育を推進するための方策を取りまとめた。渡日前や就職など「入り口から出口まで」を見据えたプログラムを提供するため、文化庁が旗振り役となって関係府省の連絡会議を開催。今後は地域における日本語教育も強化していく方針だ。
また、多様な設置主体や設置形態を持つ日本語教育機関の位置づけについて今年度中に検討。日本語教育の質保証や、質保証機関による保証についての考え方を取りまとめることを目指す。大学等と日本語学校との連携に関しては、双方が相互に期待する役割の調査等を今年度中に実施して連携の促進を図る。
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