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向学新聞2012年9月号


留学経験者アンケート調査

                   JASSO 留学は仕事に有用

 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が海外留学経験者にアンケート調査を行い、半数以上の54・3%が留学経験が今の仕事に「非常に役に立っている」、あるいは「役に立っている」と考えていることが分かった。7月18日にインターネットでの調査結果を公表。過去15年以内に海外留学経験がある20~40代1506人が調査対象者となった。留学先上位はアメリカ、イギリス、オーストラリアだった。
 特に仕事で役に立っていること(3回答まで)は、「語学力」が46・3%、「異文化理解・活用力」が36・4%、「コミュニケーション能力」が32・5%だった。留学の理由(3回答まで)として、「語学を本場で学びたかった」が46・5%と最も多く、「外国生活で視野を広げたかった」が39・5%と続いた。留学で得たもの(3回答まで)は、「視野が広がった」が54%、「語学力」が33・1%で、留学の目的と得たものが一致しているケースが多かった。
 自由回答では今後留学する人へ「これからの時代に留学は絶対必要」、「日本についても深く考えることができる」といったアドバイスがあった。一方で、「嫌なことがあっても諦めずに帰らないこと」、「下調べは綿密に」など、留学を成功させるために強い気持ちと入念な準備の必要性を訴えていた。



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