向学新聞2013年5月号
留学生向けの就職面接会
東京外国人雇用サービスセンター
東京外国人雇用サービスセンター・ハローワーク新宿が４月１６日～１９日に、外国人留学生を対象とした就職面接会を開催した。４日間で４０社の企業が参加、延べ約１３００名の外国人留学生が来場し盛況を博した。ハローワーク新宿の坂口敏夫室長は、「面接などの選考が始まる時期に合わせて開催した」と話す。出展企業の傾向について、「ベトナム語、インドネシア語、マレー語などを話せる人材を求める企業が昨年から多くなっている」と分析する。同面接会に参加した明治大学大学院のリョウ・シンさん（中国）は、「日本は自由で素晴らしい。努力が報われる社会だからこそ日本で働きたい」と話す。しかし、「この１～２ヶ月の間に早く内定がほしい」と不安を覗かせる。坂口室長も、「留学生を採用する企業はまだ少ない。もっと採用の敷居を低くしてほしい」と強調する。東京外国人雇用サービスセンターは、６月と１０月にも同様の就職面接会を開催する予定だ。
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