向学新聞2013年7月号
外国人留学生が教員に
広島県 2016年度から特別選考開始
広島県では2016年度の教員採用試験から、特別選考による外国人留学生の採用を始めることが明らかになった。広島県教育委員会と広島市教育委員会は、国内の大学で教員免許を取得した外国人留学生を、2016年度に募集する職種、校種、教科等で採用する予定だ。学習指導要領に沿った内容を日本語で指導できることが条件になる。
広島県・広島市教委は、外国の文化・言葉の理解等を通じてグローバルな感覚をもった人材の育成に取り組んでおり、外国人留学生の視点を教育現場で活かしてもらいたいと期待している。5月頃から大学で行われる教員採用試験説明会で外国人留学生の採用予定を伝えるなど、積極的に告知活動を行っている。この特別選考に関する詳細は、2015年4月中旬頃に公表される。
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