向学新聞2014年12月号
EUが交流イベント
大使館が留学PR
駐日欧州連合代表部は11月14日、日本に留学しているEU圏の学生と日本人学生の交流イベント「Experience Europe/ヨーロッパの魅力」を開催した。EU圏をはじめとする留学生約30名、日本人学生約160名が参加した。
アイルランド、ドイツ、フランス、ポーランドなど6カ国の大使館職員が各国の文化・教育などを紹介した他、EUに留学した日本人学生、EU留学を経て日本にも留学している外国人学生の留学体験談が語られた。さらにEU留学経験者によるイタリアのオペラやアイルランド音楽の演奏、EU各国の料理が振舞われ、駐日欧州連合代表部のリチャード・ケルナーさんは「EUの多様性を知って、少しでも身近に感じて頂く機会になった」と手応えを感じた。
文部科学省の担当者も、日本人留学生を6万人から12万人に倍増させるための留学プログラム「トビタテ!留学JAPAN」をアピールし、多くの学生が留学したいと手を挙げた。
首都大学東京に留学中のフローリアン・プルカルトホーファーさん(オーストリア)は、「EUの魅力について語っていた留学体験談が印象的だった」と話した。日本大学の村上洋輔さんも、「留学は身近なものだと感じた。フランスに興味があり工学分野を勉強したい」と目を輝かせた。
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