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向学新聞2014年12月号


ネパール人留学生3年で6倍

                       日本語教育振興協会

                 

 財団法人日本語教育振興協会(日振教)によると、2014年に日本語学校への入学を目的として交付された在留資格認定証明書数が4万3482人(前年比4552人増)だったことが分かった。
 
 上位の出身国・地域は中国・ベトナム・ネパール・韓国・台湾だった。中国1万6199人(前年比1439人増)、昨年は4倍増と急激な伸びを見せたベトナムは1万1022人(前年比399人減)と落ち着きを見せた。ネパールは5633人(前年比1703人増)で、2011年と比べると6倍近く増加している。続いて韓国2244人(前年比310人減)、台湾2089人(前年比278人増)だった。
 
 ネパール教育省によると、2009年度のネパール海外留学生は約2万4800人で、留学先上位5ヶ国は豪州(40・8%)、英国(26・7%)、米国(11・8%)、キプロス(4・7%)、日本(3・2%)だった。しかし、2013年度は海外留学生数が約1万6500人に減少したものの、受け入れ国の政策変更等の影響で留学先が大きく変化し、豪州(26・7%)、日本(25・9%)、インド(7・3%)、マレーシア(5%)、米国(4・9%)となっている。ネパールでは多くの人が海外に出て行くが、日振教の木原哲郎専務理事は、「ネパール人学生にとって、今年は日本が最大の留学先だと聞いている」と話す。



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