向学新聞2016年7月号
留学生就業支援プログラムを開始
拓殖大学 インターンシップ等を活用
拓殖大学が6月21日、「留学生就業支援プログラム」を開始すると発表した。アルバイト、インターンシップ、就職活動までを「日本語を学ぶ」・「日本文化を学ぶ」・「日本企業を理解する」フェーズと捉え、日本企業に就職する力を段階的に向上させていく。
1~2年生を対象に、「日本企業でのアルバイトを通して日本人思考と接触」することを目的として「留学生アルバイト就業支援」を実施する。具体的には、インバウンド関連や海外進出(予定)企業等でアルバイトを行う。
2~3年生を対象とした「留学生インターンシップ就業支援」では、「日本での就職を考え、様々な業種での体験を通して職業観を醸成」することを目的に、有給のインターンを3か月程体験する。キャリアカウンセラーとの面談を通しながら興味のある職種を選定し、就職活動に近い形でインターン先を模索する。
拓殖大には約1000名の留学生が在籍している。日本での就職を希望しながら日本独特の採用環境に適応できなかった例や、適切なアルバイト情報が少なく不本意な就業先を選んでしまった留学生からの相談があった。
第一弾として6月中旬にアルバイト説明会を開催。今後は、インターンシップ先の提供や日本企業とのマッチングプログラムを展開する。
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