向学新聞 2017年10月号
日中私立大学学長シンポジウム
グローバル教育への対応を議論
8月25日、第一回日中私立大学学長シンポジウムが東京で開催された。中国の10の私立大学と、日本の20の私立大学の学長が一堂に会し、私立大学がグローバル教育の国際化の趨勢にいかに対応すべきかをテーマに討論を行った。
基調報告では、東京都専修学校各種学校協会会長の山中祥弘氏が、日本の専門技術者の養成法やねらいについて解説。さらに上海市私立教育協会専門家委員会副主任の黄清雲氏が、中国及び上海の私立大学の現状と現在の日本との教育交流について詳しく紹介し、交流の強化と協力の推進を訴えた。
午後の学長交流では日中双方から10の大学の学長が、テーマに沿ってそれぞれの大学の国際交流活動を紹介するとともに、協力をさらに進めていきたいとの意向を表明した。
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