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向学新聞2024年1月号目次>留学生の国内就職者数過去最高
<向学新聞2024年1月号記事より>
留学生の国内就職者数過去最高
国内就職者数3年ぶりに増加 在留外国人留学生数は微増
出入国在留管理庁は2023年12月、令和4年における留学生の日本企業等への就職状況について、統計を公開した。この統計は、2022年中に、在留資格を「留学」から働くための在留資格に変更した人数がまとめられている。2022年新卒(同年3月から秋に学校を卒業)留学生たちの動向がうかがえる。
在留資格変更が許可された人数は、過去最高の3万3415人だった。コロナ禍の影響で2年連続減少していた人数が、3年ぶりに増加に転じた。また、申請の処分数に対する許可数(許可率)も94・5%と過去最高の数字となった。
業種別の許可人数では、非製造業が3万9505人、製造業が7131人となり、非製造業が割合も前年比増加率も高い(※)。
就職先企業等の従業員数別では、49名以下が41・6%と最も多く、299人以下で全体の68・6%と、3分の2を占め、多くの留学生が、中小企業等で活躍している状況がうかがえる。
最終学歴別では、専修学校が1万6191名(48・5%)と最も多く、全体に占める割合が近年伸び続けている。
在留留学生数
同庁は同年10月、「令和5年6月末現在における在留外国人数について」を公表した。在留外国人数は、322万3858人(前年末比14万8645人増)で、過去最高を更新した。
在留資格別の人数は、左図の通り。 「留学」は30万5916人(同比5278人増)で、この半年の増加数は微増に留まり、まだコロナ前の人数まで回復していない。
在留資格別で対前年末増減率が最も大きかったのは「特定技能」で、半年間で4万2178人増(32・2%増)となった。
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