TOP向学新聞>留神奈川県専修学校各種学校協会の取り組み
向学新聞2024年1月号目次>神奈川県専修学校各種学校協会の取り組み

向学新聞2024年1月号記事より>

神奈川県専修学校各種学校協会の取り組み
進学、就職、生活相談等で 留学生をサポート

奥田 経男氏
一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会 留学生委員会 委員長
神奈川経済専門学校・相模原ビジネス公務員専門学校 理事長・学校長

一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会(以下、神専各)は、神奈川県認可の専修学校、各種学校で構成され、行政諸機関と連携協力の下、キャリア教育や職業教育の振興のための活動をしており、2023年4月1日現在で89校が会員校となっている。同協会の常任理事で、留学生委員会の委員長を務める奥田氏にお話を伺った。

―神専各や留学生委員会の取り組みを教えてください。

神専各の留学生委員会には、現在12校が属していて、特に留学生を対象としたイベント「かながわ留学生支援相談会」に力を入れています。イベントでは、日本語学校生を対象として進学相談・支援コーナーや、専門学校に在籍している留学生を対象に就職相談・支援ブース、生活相談・支援ブースも設けて、役立ててもらえる情報提供を行っています。コロナの前は、対面開催で500名超が参加していましたが、コロナ禍下では規模を縮小し進学相談のオンライン開催をしていました。昨年は7月12日に対面形式で開催しました。神奈川県と、公益財団法人かながわ国際交流財団に後援していただいています。

また、日本語教育機関の教職員の方を対象に、神奈川県内で留学生を積極的に受け入れている専門学校について、魅力を紹介するオンラインセミナーも5月に開催しました。17校が参加し、日本語教育機関の方は25名が参加してくださいました。

―今後の展望についてお聞かせ下さい。

神専各の活動の基本は、「神奈川の魅力を全国に発信する」です。留学生に選んでもらえるようにしっかりとした取り組みを各関係機関と連携して継続していきたいと考えています。特に出口戦略として神奈川での就職や生活するという施策には力を入れていきたいです。

―留学生へのメッセージをお願いします。

日本を留学先として選んで来てくれた留学生たちには、学校でしっかり専門性や技術を身に付けてもらい、希望する就職先で活躍してもらいたい想いです。そのために、受け入れた学校側として、神専各でも、どのような教育内容や経験、学びの機会を提供すれば良いか、検討を重ねながら事業や活動を充実させていきたいです。

<参考>
一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会
一般社団法人神奈川県専修学校各種学校協会外国人留学生受入れ校一覧
神奈川経済専門学校
相模原ビジネス公務員専門学校
 

向学新聞2024年1月号目次>神奈川県専修学校各種学校協会の取り組み


a:177 t:2 y:0