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アレクシス・フォネス・ニューハースさん (米国出身) 

(テンプル大学ジャパンキャンパス) 


「グローバル市民」という理念共有


画像の説明


―いつ日本に来ましたか。
 
 米国フロリダ州出身で、高校を卒業した後にセントラルフロリダ大学(UCF)に進学し生物学を専攻していましたが、2012年の秋にテンプル大学ジャパンキャンパス(TUJ)に編入しました。子供の頃から日本文化が大好きで「絶対日本に行きたい!」と渡日のチャンスを伺っていたところ、東日本大震災が起きてしまい両親が心配して当面は留学を許可してもらえませんでした。ですが、2012年に父親が「本当に日本へ行きたいならば行ってもいい」とゴーサインを出してくれて来日しました。

―TUJの印象は。
 
 オープンキャンパスでTUJを訪れすぐに「私に合っている」と感じました。大学の規模が大きすぎないため、大学と学生、学生同士の距離が近かったからです。在籍していたUCFは全米で最も大きい大学の一つでしたが、大きすぎて戸惑いを感じていました。また、UCFの学生を見ると人種は多様ですが国籍で見るとほとんどがアメリカ人、留学生は多くありませんでした。
 
 しかしTUJは多様な国籍の学生で溢れてアフガニスタン、ブラジル、チュニジアなどこれまで訪れたことがない国の学生と出会うことができました。そして皆がTUJの「グローバル市民として生きる」という理念を共有しているからこそ国籍・文化を超えて友人になることができました。この理念に共感する学生が自然とTUJに惹きつけられてきているのだろうと感じます。米国に住む妹はまだ15歳ですがTUJに興味があるようで色々質問されており、「ぜひ日本に来てTUJで学んでほしい!」と伝えています。



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