Top向学新聞日本で働く留学生OBたち>ジットピパットポン シャウィン さん


ジットピパットポン シャウィン さん(タイ出身) 
(大手総合商社勤務) 


重要なのは心を開くこと  日本のマナー学ぶこと必要

――日本で働く上で大事なことは何ですか。
 文化の違いを理解することです。学生時代は、日本人の方と同じ方法でなくても注意されることがなく、タイと日本の文化の違いを強く意識する必要がありませんでした。しかし、日本で働いてみて、日本の習慣、ルールを理解することの重要性を感じています。例えば、入社初日から歩き方を叱られましたし、他の細かい事も、先輩から「社会人として失格だ」と厳しく指導していただきながら、文化の違いを学んできました。

――異文化を理解するのは簡単なことではありませんが、どのような工夫をされたのですか。
 一番重要なのは心を開くことです。心を開き、日本人の方からよく学び、真似をしました。真似をすることは格好悪く、意味がないと思っていましたが、同期の新人が立派な先輩の仕事を真似て上司から評価された時がありました。新人は仕事を上手くこなせないことが多いですし、私の場合は文化の違いも壁になっていました。ですがその同期を通して、自分のプライドに固執せず、心を開いて学ぶ姿勢こそ成長できる素質なのだと気付きました。

――日本で働き、学んだことはありますか。
 周到に準備をして仕事に取りかかることと、時間に対しての意識です。私の職場の日本人は、どのような案件も徹底的にリサーチをします。そして、5年後に何が必要なのかを見極め、今を準備するのです。未来を見据える視点と目標を実現するための準備の必要性を学び、仕事や将来に対する成功の確信を強く持つことができるようになりました。

――留学生へ就職活動のアドバイスはありますか。
 参考書などを使いながら、日本企業のマナーを学ぶことが必要だと思います。私自身も、就職活動を始めたのが卒業間近と遅かったのですが、そこから日本で働く上で必要な知識などを自分で勉強しました。その結果、就職活動を始めて3ヶ月程で内定をいただくことができました。また、友達、先輩、後輩との繋がりを持って、しっかり情報収集をすべきです。しかし最終的には、今取り組んでいる勉強を精一杯頑張ることが重要だと伝えたいです。



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