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ウ ショウテイさん (中国出身) 
(日本電産シンポ株式会社) 


「社会人1年目は給料どろぼう」 就活ではキャリアセンターの利用を

――まず、日本に留学するようになったきっかけは何だったのでしょうか。
 もともと語学が好きで、日本語は発音やアクセントなどとてもきれいな言葉だなと感じていました。そこで中国の大学では4年間日本語を専攻して本格的に勉強しましたが、日本語のレベルを上達させるには日本に留学しないと駄目だと思い留学を決心しました。語学学習だけで終わるのはもったいないと感じ、同志社大学大学院に進学して社会学を専攻しました。

――就職活動はどのように進めましたか。
 留学当初は日本で就職するかどうか迷っていました。修士2年目が始まる4月頃に日本で就職する決意を固めたのですが、周りの同級生はもう就職活動が終わっているような状況で焦りました。それからは一生懸命大学のキャリアセンターに通って先生方からアドバイスをいただきながら就職活動を進めました。大学で行われる合同企業説明会や、就職情報サイトに登録して会社ごとの個別説明会にも何社か参加しました。

――日本電産シンポに入社するようになった経緯を教えてください。
 もともと希望業種があって、まずメーカーであること、そして京都に拠点があることを条件に企業を探していました。私が就職活動を始めた時期には弊社の1次募集が終わっていたのですが、5月頃に2次募集があると知り急いで応募しました。弊社の第一印象はとてもきれいな会社だということでした。人事の方も優しく、何でも説明してくださいました。3回面接が行われましたが、1回目から個人面接でした。集団面接から始まるのが普通なので、個々人を重視していてしっかり理解しようとしていると感じることができました。

――現在はどのような業務を行っているのですか。
 現在入社1年目で今年8月からキョーリ営業グループに所属しています。キョーリとは弊社が開発・製造しているプレス機器のブランド名です。具体的には、アメリカの子会社や関連会社、韓国の代理店との連絡業務や見積もりなどの翻訳業務を行っています。また、日本のお客様から依頼された見積もりなどを英語に翻訳してアメリカの子会社に伝達したりしています。

――日本企業で働き始めてまだ半年ですが、印象に残っていることはありますか。
 弊社には『挑戦への道』という会長の語録集があるのですが、その一節に「社会人の1年目は給料どろぼう」という言葉があります。このことは入社して強く実感しています。
今はまだ会社の役に立っている部分が少ないと思います。全部教えてもらっているので、仕事をしているというよりも勉強させていただいている状況です。早く一人前になれるよう頑張りたいと思います。

――留学生の皆さんにアドバイスを。
 就職活動に関して学校のキャリアセンターをよく利用したらいいと思います。そこでは何でも相談に乗ってくれます。私の場合も履歴書が最初うまく書けなかったのですが、アドバイスを受けて次第に綺麗に書けるようになりました。次に、大学のクラブに入るといいと思います。日本の大学には有意義なクラブが多いですし、日本人とどう接したらいいかとても勉強になります。



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