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チャン リンさん
大阪みなみ日本語学校 ベトナム出身
日本の寄付
アルバイト先で義援金募集
皆で協力して被災地援助を
今年日本は天災にたくさん襲われた。暑さも激しくて、豪雨も長く続きました。特に西日本の豪雨による被災地での死者数は15府県で224人になったと発表されました。日本にとって大きな衝撃であり大変な損失でした。それで、今、政府が支援を進めていて被災地への寄付を呼びかけていますがいい結果が出ません。
私の働いている居酒屋では被災地を救援するために募金箱を置いておきました。一日目は一円も入っていなかった。二日目、三日目もその状態のままでした。お客様三人で一回飲みに来たら、勘定はいつも一万円以上もかかるのにちょっとのお釣りも募金してくれませんでした。
どうしてでしょうか。確かに日本の政府がよく救援してくれます。それで、日本人たちは応援しなくてもいいと思うんじゃないでしょうか。私は知り合いの日本人何人かに聞きましたが答えは一つだけで、その理由は「そのことは政府が考えます。寄付しても少なすぎて役に立たない」です。でも、多くの人が一緒に協力すれば多大な援助ができると私は思います。
私はベトナムの出身です。ベトナムには毎年たくさん天災が起こります。被災地は国から救援してもらうばかりでなく、天災の影響がないところの人からたくさん援助してもらえます。私は小学校のときから、本や服などを被災地におくってあげました。小さいことですが、小学生たちから大人に至るまで、協力したら援助できると思います。
ベトナムでのボランティア
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